ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.4.2 11:49日々の出来事

選民意識はダメ、褒める人は褒める

カレーの「世界のゴー宣ファンサイト」が面白い。
サービス精神が凄い。わしの本の売り上げにも貢献
してくれている。
「ゴー宣道場」の応募も手伝ってくれている。

このサイトを「ゴー宣道場」サイトから繋がるように、
みなぼんやってくれ。
わしは、わしを楽しませてくれるもの、わしの創作意欲
を高めてくれるものは、全部大事だ。

わしが最近、「ゴー宣道場」の中で気になるのは、
人の能力の優劣を強調しすぎるきらいがあることだ。
自分には能力がある、他人には能力がないという発想は
止めた方がいい。
私はエリートだと言うのと同じだろう。
オウム信者も選民意識を持っていたが、わしの読者
なら誰だって可愛い!全員公平に可愛い!

誰がどんな場面で、能力を発揮するか、あるいは
役に立ってくれるか、あるいはわしを面白がらせて
くれるか、わかりゃしない。
わしも60代後半に突入してきたのだから、せめて
わしの愛読者にだけは「耳順う」境地に入りたい。

論敵には「公」のために斬りかかる殺気はまだ失う
わけにはいかない。
どうしても日本国を独立させねばならないから!

山尾志桜里さんから電話があった。
今、やっていることを聞くと、まったく「公」のため
だけに力強く活躍してくれている。
「私を見て」の承認欲求がまったくない。
大したものだ。人はいつ死ぬか分からんから、褒める
チャンスがあれば、とことん褒めておきたい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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